今回は、iPhoneを修理に出したり、バッテリーを交換したり、機種変更したり、あるいは定期的にバックアップを作成したい方のために、簡単にiTunesでバックアップを作成する方法を案内します。
そもそもiTunesとは
よくiTunesと聞いて思い浮かべるのは、PCからiPhoneへ音楽を取り込んだりすることだと思います。
このiTunesってそもそも何なのでしょうか。
iTunesとは、
アップルが開発及び配布しているメディアプレーヤーです。
できることとしては、
- バックアップの作成・復元
- CDからの取り込み
- iPhone、iPad、iPod touch と同期
- アプリのインストール
- 写真・動画の取り込み
などです。メディアプレーヤーと言われるだけあって、さまざまなことができます。
iTunesの入手方法
じゃあどこでiTunesを手に入れるのかという話になりますが、
iTunesのサイトから入手することができます。
このサイトにあるダウンロードというところからできます。
Macを使っている場合は、App StoreからでもOKです。
ちなみにお使いのWindowsで64ビット版と32ビット版の見分け方は、
- 「スタート」→「コンピューター」を右クリックします。
- 表示された一覧から「プロパティ」をクリックします。
- 「システム」が表示されます。 「システムの種類」欄から、パソコンにインストールされているWindows 7のビット数を確認します。 32ビットの場合 「32ビットオペレーティングシステム」と表示されます。
確認が取れ次第、ご自身のPCに適したiTunesをダウンロードしてください。
ダウンロードが終わると上記の画像のようになるので、その次は、インストールをします。
インストールは、デスクトップ上から行います。
ダブルクリック>実行>次へ
言語は日本語を選択してインストールです。
しばらく経つと、
になるので、これでiTunesは入手し終わりました。
iTunesを起動して設定をする
では、iTunesを起動していきます。
手順としては、
- デスクトップから「iTunes」をダブルクリックします
- 「iTunes ソフトウェア使用許諾契約」を確認し、「同意する」を選択します。
- 「ようこそ」の画面で「同意します」を選択します。
- タブの「編集」の中の「環境設定」を選択
そこから「デバイス」の項目を選択、
そして「iPod、iPhone、および iPad を自動的に同期しない」にチェックを入れ「OK」を選択します。
その後、PCとiPhoneを純正のケーブルで接続します。
そうすると、iTunes上で、
- 過去に iTunes を利用されていた場合、「新しい iPhone として設定」と「このバックアップから復元」の選択肢が表示されます。
「新しい iPhone として設定」にチェックを入れ、「続ける」を選択してください。
ちなみにこのときにiTunes上でiPhoneから応答してください、と出た場合には、
iPhone、iPad、iPod touch で表示される「このコンピュータを信頼しますか?」という警告がでます。
この場合は必ず「信頼」を押してください。iTunesから認識されなくなります。
詳しくは、iPhone、iPad、iPod touch で表示される「このコンピュータを信頼しますか?」という警告について
iPhoneをiTunesに接続すると、
こんな画面が出てくれば接続は完了です。
もしくは、左上に下記のようなiPhoneのマークが出ていれば、そこを押してください。
もしiPhoneが認識されなかった場合については、最後に後述します。
iPhone●と表示されている画面で、「今すぐバックアップ」を選択して手順にしたがっていけば、
バックアップの作成が終わります。
バックアップの作成が進むと下図のように作成中になりますので、
これが終わればiTunesバックアップの作成は終わりです。
iTunesでバックアップしたデータを確認する方法
機種変更や修理を控えている状況になると、これで本当にiTunesでバックアップが作成できたんだろうか?と不安になる方がいらっしゃると思いますが、その場合は、本当にバックアップが作成できたかどうか確認しましょう。
確認方法は簡単です。
さきほどと同じように、
タブの「編集」>「環境設定」
表示された設定画面にある「デバイス」を選択します。
「デバイスのバックアップ」欄でデータの有無を確認できます。
これだけです。うまくバックアップは作成できていたでしょうか?
iTunesで認識されなかった場合は
もしiTunesをダウンロードしてインストールしたにも関わらず、iTunes上で認識されない場合は、
こちらの手順をはじめからやってみてください。
ちなみにiPhone XR,XSは最新のiTunesでないと認識されないみたいです。
iTunesバックアップ作成のまとめ
今回はiTunesでiPhoneのバックアップを作成する方法をご案内しました。
簡単にこれまでの手順をまとめると、
- 最新バージョンの iTunes にアップデートします。
- iTunes を開き、コンピュータにデバイスを接続します*。
- これらのデバイスのパスコードの入力を求めるメッセージや、「このコンピュータを信頼しますか?」というメッセージが表示された場合は、画面上の案内にそって操作します。
- iTunes に iPhone/iPad/iPod が表示されたら、それを選択します
- そのまま「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
になります。
ちなみにiTunesバックアップ作成の暗号化は、
- iOS デバイスまたは Apple Watch 上のヘルスケアとアクティビティのデータを保存
する必要がなければ暗号化はしなくて大丈夫です。
その理由としてはiTunesバックアップの暗号化にはリスクがあります。
もしこのパスワードを忘れてしまった場合には、iTunes バックアップから復元できなくなりますので注意してください。
今回参照にしたのは、
です。