今回は、前回のiTunesに0xE800000Aのエラーが出てiPhoneが認識されないときの対処法をまとめてみたの続きになります。
もしくは、iTunesで音楽を同期しようとしても、iPhoneが認識しない問題が発生しているときに役立ちます。
そもそもなぜWIndowsでiTunesなどを削除/再インストールするのか
僕も以前、WIndows10を使っていたのですが、使用しているiPhoneを接続して音楽を同期しようとしたところ、
0xE800000Aのエラーメッセージが表示されました。
そして前回の記事等をざっと確認してみればわかるように、一見するとその問題はWindows側のiTunesに問題あるように思われます。
これまでのようなiTunesでうまく認識されるような手順をやってきたことを前提としてお話をすると、
そもそも認識されないのって元々のiTunesに問題があるんじゃない?ってお話になります。
つまり、元々WIndowsとiTunesとの相性が悪いってことになります。
なのでその場合には、WIndows側でiTunesを削除して再インストールする必要があります。
iTunesを削除/再インストールするとデータは残るのか?
僕も含めてよくiTunesの削除・再インストールと聞くと、データは大丈夫なのか?って思ったりもすると思いますが、そのことに関してAppleは、
iTunes Store から購入したメディアや CD から読み込んだ曲は、デフォルトでは「My Music」フォルダに保存されます。
iTunes を削除しても、これらのファイルは削除されません。
以下の手順で操作すれば、iTunes ライブラリのコンテンツがなくなる心配はまずありませんが、iTunes ライブラリのバックアップを定期的に作成しておくと安心です。
となっています。つまりiTunes上でCDからインポート(取り込んだ)した曲や購入したコンテンツ、バックアップ等は消えないことになります。
WindowsでiTunesを削除/再インストールする方法
ちなみにWIndowsでコンポーネントをアンインストールするにはWIndows7,8,10によって異なっています。
・WIndows7・8の場合
基本的には下記の方法で削除・再インストールをしていきます。
削除・再インストールの方法としては、
iTunesをwebからダウンロードしたのかMicrosoft Storeからダウンロードしたかによって異なります。
なのでここは前者をAパターン、後者をBパターンとします。
プログラムをアンインストールまたは変更するには、
- [スタート] ボタン をクリックし、[コントロール パネル]、[プログラム]、[プログラムと機能]の順にクリックして、[プログラムと機能] を開きます。
- プログラムを選択し、[アンインストール] をクリックします。一部のプログラムでは、アンインストールのほかに、プログラムの変更や修復を行うオプションが用意されている場合があります。ただし、多くのプログラムにはアンインストールのオプションしかありません。プログラムを変更するには、[変更] または [修復] をクリックします。
管理者のパスワードまたは確認を求められた場合は、パスワードを入力するか、確認操作を行います。
アンインストールしようとしているプログラムが一覧に表示されない場合は、実行中のバージョンの Windows 用に作成されていない可能性があります。プログラムをアンインストールするには、プログラムに付属の情報を確認してください。
B.不要になったストア アプリをアンインストールすることもできます。
- 画面の右端からスワイプし、[設定]、[PC 設定の変更] の順にタップします (マウスを使っている場合は、画面の右下隅をポイントし、マウス ポインターを上へ移動して、[設定]、[PC 設定の変更] の順にクリックします)。
- [検索とアプリ] をタップまたはクリックし、[アプリのサイズ] をタップまたはクリックして、各アプリがローカル ドライブで使っている容量を確認します。
- アンインストールしたいアプリが見つかったら、そのアプリを選択し、[アンインストール] を選択します。
・Windows10の場合
コントロール パネルで修復する
多くのプログラムは、コントロール パネルで修復します。
スタート メニューで、検索ボックスに「コントロール パネル」と入力し、検索結果から [コントロール パネル] を選びます。
[プログラム] > [プログラムと機能] の順に選択し、プログラムを選びます。
プログラムを修正するには、[修復] を選択するか、[修復] を利用できない場合は [変更] を選択します。
画面の指示に従って操作します。
[設定] で削除する
- [スタート] ボタンを選び、[設定] > [アプリ] の順に選択します。
- 削除するプログラムを選択し、[アンインストール] を選択します。Windows に組み込まれている一部のアプリはアンインストールできません。
- Microsoft Store から入手したアプリを削除するには、スタート メニューでそのアプリを見つけて長押し (または右クリック) して、[アンインストール] を選択します。
それでは、具体的にWindows 7 以降で iTunes とその関連ソフトウェアコンポーネントを削除して再インストールする手順をお伝えします。
実はこのWindows 7 以降で iTunes とその関連ソフトウェアコンポーネントを削除するには順番があります。
Appleによるとその順番は、
- iTunes
- Apple Software Update
- Apple Mobile Device Support
- Bonjour
- Apple Application Support (32 ビット)
- Apple Application Support (64 ビット)
一部のシステムでは、2 つのバージョンの Apple Application Support や iTunes が表示されることがありますが、これは問題ではありません。バージョンが 2 つ表示される場合は、両方ともアンインストールしてください。
となっています。なので検索の機能を使ってうまく探していきましょう。
ちなみにこの1~6の順番は必ず守るようにしてください。
これも、
これらのコンポーネントを異なる順序でアンインストールしたり、一部しかアンインストールしないなどの事態がないようにしてください。予期せぬ影響が生じる可能性があります。コンポーネントを 1 つアンインストールした後で、コンピュータを再起動するように案内される場合がありますが、コンポーネントをすべて削除し終わるまで、コンピュータの再起動は待ってください。
となっています。
ちなみに何らかのエラーで削除できない
って場合には、こちらの
・Apple のソフトウェアを再インストールまたは削除しようとするとエラーメッセージが表示される場合
を参照にしてみてください。基本的には修復してからの削除になります。
1~6の手順に従って削除された方はおつかれさまでした。
次は再インストールしていく形になります。
iTunes と関連するコンポーネントを再インストールする
まず、削除し終わったらPCを再起動しましょう。
その後、Windows パソコンに適した最新バージョンの iTunes を入手します。
- Windows 10 をお使いの場合は、Microsoft Store から最新バージョンの iTunes を入手してください。
- Windows 10 以外をお使いの場合は、Apple の Web サイトから最新バージョンをダウンロードおよびインストールしてください。
正常にiTunesがダウンロードされ、インストールされたら、iPhoneを接続してみてください。
認識されるはずです。
もしこれでも認識されない場合となりますと、正直かなり厳しい状況ではあります。
その場合は別のPCで試したほうが早いです。
もっと詳しく手順等を知りたいって方は、
・Windows 7 以降で iTunes とその関連ソフトウェアコンポーネントを削除して再インストールする
を参照にしてみてください。
正直言ってiCloudでもできる内容(バックアップの作成・復元)ならiCloudに切り替えたほうが楽です。
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